THINK → ACT

竹之内塾 壁打ちZOOM会

学びは、
行動に現れた
とき完成する。

「なるほど」で終わらせない。この壁打ちを、価値観・関係性・事業判断を変えるための実践知へ。読む議事録ではなく、試すための振り返りです。

Wall-bouncing Zoom Online salon Local / names omitted
黒いループが透明な輪を通り、オレンジの一本の線へ変わる抽象彫刻
REFLECT
DECIDE
ACT
REPEAT
09QUESTIONS
01ANSWERER
09DECISION LENSES
07DAYS TO ACT
01 Action command

次の7日で、
まずこれを動かす。

9つのQ&Aから自分に近い問いを1つ選び、小さな実験に変える。チェックはこの端末に保存されます。

02 Learning OS

価値観は、
行動のOSになる。

問題の表面だけを直すと、別の場面で同じことが起きる。まず「何を守ろうとして、その行動になったか」を見つける。

学習を行動へ変える6段階 価値観、言葉、関係、行動、結果、振り返りが循環する 価値観BELIEF 言葉LANGUAGE 関係RELATION 行動ACTION 結果RESULT 振り返りREFLECT
学びを
観測する
「分かった」ではなく、
何が変わったかを問う。
適材適所苦手を責めず、得意な人と役割を組み替える
独立性評価より顧客成果を見て、自分の意見を一度は主張する
安心安全新人が余計なことをしても大丈夫だと思える反応を返す
仲間困ってから探すのではなく、平時から関係をつくる
バランス違和感を合図に、もう一方の振る舞いへ切り替える
03 Question stories

何を問い、
どう答えに着いたか。

質問だけ、結論だけでは見えない思考の道筋を、背景とロジックごと再構成しました。

質問と回答のダブルコーテーション内は、自動文字起こしの明瞭な発言から本質が一読で伝わるよう要約・再構成しています。逐語引用ではありません。回答者名「竹ちゃん先生」以外の人物名は匿名化しています。

Question — 要約
"グループ会社の社長にスピード感がなく、新店舗の立ち上げが進みません。社長を変えるべきでしょうか?"
Context

既存の飲食店は黒字で、社長は仕入れのネットワークを持ち、人柄も好かれている。一方、新店舗を立ち上げる推進力は弱い。質問者本人が再び現場へ張り付く余裕もなく、外部から経験者を採用した際はうまくいかなかった。

Answered by竹ちゃん先生

"適していないからといって、その人が優秀じゃないと決めつけてはいけない。"

なぜ、そう答えるのか
01

まず、すでに出ている成果を見る

黒字・仕入れ・人間関係が維持できているなら、その社長は「何もできない人」ではない。

02

役割を分解する

和を保つ力と、期限へ向けて周囲を巻き込む立ち上げ力は別の能力。1人に全部を求めない。

03

文化を知る社内人材を短期投入

外部の“すごい人”より、既存会社の価値観を理解した人を1〜2か月のプロジェクト責任者にする。

Core stance

人を替える前に、役割を替える。できない部分で裁かず、すでに発揮している強みを残して組織を組み直す。

Question — 要約
"上の人をサポートする立場から抜けて、対等に価値を出す存在になるには、何を変えればいいですか?"
Context

業務委託としてコンサルや営業を支援し、肩書は執行役員。しかし周囲からはまだ“下で動く人”に見られ、自分でも仕事をくれる人の評価や、嫌われないことを強く気にしていた。

Answered by竹ちゃん先生

"嫌われてもいいから、お客さんが喜ぶことをしよう。お客さんのことだけ考えてほしい。"

なぜ、そう答えるのか
01

期待する立場と呼び方を合わせる

独立した存在を求めるなら、名前の呼ばれ方や紹介のされ方も、上司と部下のままにしない。

02

評価軸を上司から顧客へ移す

上の人に認められるかではなく、顧客の成果に必要かどうかで意見をつくる。

03

反対された時に一度踏みとどまる

即座に引っ込めず、「なぜですか。私はこう考えます」と理由を聞く習慣を持つ。

Core stance

上司の顔色ではなく、顧客へ矢印を向ける。対等さは肩書ではなく、顧客のために自分の意見を引っ込めない姿勢から生まれる。

Question — 要約
"複数の事業を抱える中で、ピックルボールのラケット事業というチャンスが来ました。集中すべきか、挑戦すべきか迷っています。"
Context

テニス界との人脈、中国での製造知識、日本市場という親和性がある。選手の次のキャリアをつくりたい思いと、事業として伸ばしたい思いが半々。一方、市場には多数のブランドがあり、まだ勝者が定まっていない。

Answered by竹ちゃん先生

"やりたいなら、やってもいい。でも、引き際だけは先に決めておく。"

なぜ、そう答えるのか
01

集中の原則は変わらない

一つに集中した方が伸びる確率は高い。複数をやれば、時間と注意が分散する。

02

それでも「やりたい」は事実

人にお願いでき、協力者を集められる強みがあるなら、自分1人ですべて抱えない形はつくれる。

03

熱が入る前に撤退条件を置く

資金上限、期限、期待を下回った時のシグナルを先に決め、楽観で追加投資し続けない。

Core stance

挑戦する熱は否定しない。ただし、熱が判断を奪う前に境界線を引く。夢と撤退基準は、両方あって初めて健全になる。

Question — 要約
"信頼しにくい相手でも、管理会社のように避けられない場合があります。どう付き合えばいいですか?"
Context

店舗物件の管理会社担当者が期限を守らず、対応にも不信感がある。しかし物件を使う以上、関係を完全に切ることはできない。「付き合わない」という教えを、現実の取引にどう当てはめるかが問いだった。

Answered by竹ちゃん先生

"付き合わないとは、接点をゼロにすることじゃない。信用して、任せきらないということ。"

なぜ、そう答えるのか
01

取引と深い関係を分ける

接点をゼロにする話ではない。友人、相談相手、共同事業者として深く関わらないという意味。

02

信頼度を前提に運用を変える

期限当日まで任せきらず、途中で進捗を確認し、重要なことほど記録に残す。

03

損失が広がらない距離へ調整

時間・お金・感情が吸い取られないよう、接触頻度と依存範囲を小さくする。

Core stance

相手を選べない時でも、距離と依存度は選べる。人を変えようとせず、自分の時間・お金・感情を守る設計に変える。

Question — 要約
"入職3か月の若い歯科衛生士がとても消極的です。試用期間で終了するか、関わり方を変えて育てるべきでしょうか?"
Context

既存の衛生士3人は自走でき、友人紹介で入った人も多い。新人は言われたことは行うが、説明が途中で終わっても続きを聞きに来ない。先輩たちは厳しくはないものの、「聞かれたら教える」という距離感で、内心では覚えが遅いという評価も出始めていた。

Answered by竹ちゃん先生

"その子が悪いんじゃない。まず、安心安全な環境をつくれているかを考える。"

なぜ、そう答えるのか
01

性格より先に環境仮説を置く

全く新しい職場で放置感があると、「余計なことをせず、怒られない仕事だけしよう」という反応は合理的。

02

安心を言葉で可視化する

終業前5分、新人と先輩が互いの良かった行動を具体的に伝える。先輩側の見方も変わる。

03

環境を変えてから判断する

質問、自発行動、表情などの変化を一週間観察し、それでも変化が乏しい時に次の判断へ進む。

Core stance

人を評価する前に、力を出せる環境を用意したかを問う。育成は相手の欠点探しではなく、可能性が出てくる条件をつくる仕事。

Question — 要約
"育てた営業スタッフが独立します。後任を採用するには、どの媒体を使い、何に注意すればいいですか?"
Context

14人の会社で、これまでは紹介採用が中心。手元の候補リストは尽きた感覚がある。扱うのは研究機器だが、専門知識はAIで補助できるため、誠実なレスポンス、基本的な英語力、学ぶ姿勢があれば育成できる。

Answered by竹ちゃん先生

"仲間をどれだけ増やすか。人生は、そこがすごく大事なんよ。"

なぜ、そう答えるのか
01

必要なのはまず1人

14人全員が数人へ具体的に声をかければ、社長1人の候補リストより探索範囲は大きくなる。

02

「誰かいない?」を具体化する

勤務地、仕事内容、報酬、学べること、必要な最低条件まで伝え、紹介する側が思い出せる状態にする。

03

仲間の力と媒体を両方使う

退職予定者やコミュニティにも助けを求めつつ、求人媒体も並行する。広告だけに探索を委ねない。

Core stance

採用は媒体選びだけではない。平時から助け合える仲間をつくり、困った時には格好をつけず、具体的に助けを求める。

Question — 要約
"年上の職人から『◯◯くん』と呼ばれています。妻の事業もママ友がスタッフです。呼び方や上下関係は変えた方がいいですか?"
Context

本人は会社で最年少の社長。ベテラン職人とは長い関係があり、妻のアイシングクッキー事業も友人関係から雇用へ移った。仲の良さを壊したくない一方、仕事では指示を出す場面が増えていく。

Answered by竹ちゃん先生

"人生はバランス。二つの武器を持って、違和感を感じた時に使い分ける。"

なぜ、そう答えるのか
01

呼び方は指示を通す装置

威張るためではなく、誰が決め、誰が受け取るかを曖昧にしないための関係設計。

02

指揮が不要なら無理に変えない

決まった仕事を任せるだけの相手なら、現在の関係を維持する選択もある。

03

指揮と仲間を切り替える

決める時は役職を明確にし、挑戦する時は「一緒にやろう」と横に並ぶ。片方だけに固定しない。

Core stance

上司か仲間か、どちらか一方に固定しない。指揮が必要なら前に立ち、心が離れたら横に並ぶ。違和感は切り替えの合図。

Question — 要約
"児童精神科医の知見を放課後デイなどへ提供したいです。無料モニターから始めるべきか、料金はどう決めればいいですか?"
Context

若い現場スタッフが保護者対応に困る場面を支援したい。月2回・各1時間のZoom研修、コンサルティング、質問できるホットラインを継続提供する構想だが、期間と値段はまだ固まっていなかった。

Answered by竹ちゃん先生

"もう専門家なんだから、モニターの前に商品をつくって、価値に値段をつける。"

なぜ、そう答えるのか
01

専門家として先に商品化する

モニターで能力を証明する前に、誰へ何を何回提供し、何が変わるかをパッケージにする。

02

顧客が回収する価値から逆算

保護者対応の改善で離職を1人防げるなら、採用・教育コストの削減額が価格の根拠になる。

03

10社・20社でも続けたい価格か

顧客の得だけでなく、提供者が喜んで時間を空けられる金額かも同時に見る。

Core stance

自信がつくまで無料にするのではなく、すでに積み上げた専門性を認める。価格は労働時間より、相手に生まれる価値から考える。

Question — 要約
"長年働く院長が、心身の不調から十分に回復しないまま復帰しています。院長職を続けたい本人に、どこまで猶予を持つべきでしょうか?"
Context

約15年勤務する中心人物。2か月休養したが、経済的事情から治療を自ら中断して復帰。業績、周囲への配慮、院内の雰囲気に影響が出ており、他のスタッフが支えている状態だった。

Answered by竹ちゃん先生

"長く支えてくれたことと、今その役割を任せ続けることは、分けて考えないといけない。"

なぜ、そう答えるのか
01

本人への敬意と職責を分ける

長年の貢献を大切にすることと、現在も院長職を任せ続けることは同じではない。

02

影響を客観的に見る

本人を責めず、患者対応、業績、チーム負荷、安全性など観察できる事実で役割を判断する。

03

健康判断を組織だけで抱えない

主治医・産業保健・社労士等と連携し、休養、業務制限、段階的復職、合理的配慮を検討する。

Core stance

恩や情があるからこそ、本人の健康と周囲の安全を同時に守る。支えることと、同じ職責を任せ続けることを混同しない。

このケースは医療・労務の専門判断が必要です。本ページの要約だけで休職・降格・解雇等を決定しないでください。

04 9 decision lenses

相談を超えて残る、
9つの判断レンズ。

個別の答えを暗記するより、次の問題にも使える見方を持ち帰る。

Role design

「できない人」ではなく、
「場所が合っていない人」かもしれない。

和をつくる力と、立ち上げを速く進める力は別物。社長1人に全部を求めず、期間限定のプロジェクトリーダーを社内から送り込む。

Independent voice
?

反対された瞬間に、自分を消さない。

「では別案を」ではなく、まず「なぜですか。私はこちらが良いと思います」と聞く。評価ではなく顧客の結果へ視線を戻す。

Exit before entry

始める前に、引き際を決める。

「親和性がある」「市場が伸びる」は入口の仮説。投下資金、期限、撤退シグナルを先に線引きして、熱量による追加投資を防ぐ。

Distance design

避けられない相手とは、距離を設計する。

信用しきらない、任せきらない、前倒しで確認する。付き合う/切るの二択ではなく、損失が広がらない接点に調整する。

Psychological safety

消極性は性格ではなく、
環境への合理的な反応かもしれない。

新人が「余計なことはしない方が安全」と学んでいないか。具体的に褒め合う5分をつくり、安心と自発行動の変化を一週間だけ実験する。

Referral recruiting

採用チャネルの前に、お願いの密度を上げる。

社員、退職者、仲間の一人ひとりへ具体的に頼む。SNSも認知獲得だけでなく、困った時に助け合える仲間を増やす活動として見る。

Authority & alliance

指揮する時と、仲間になる時を分ける。

呼び方や肩書は権威のためだけではなく、指示や助言を受け取りやすくする関係設計。よそよしさ/軽視の違和感を合図に切り替える。

Value-based pricing
¥

値段は、時間ではなく生まれる価値から逆算する。

離職防止や採用コスト削減など、企業側の回収価値を見積もる。同時に、10社・20社になっても喜んで提供できる価格かを見る。

Pause & reassign

長年の貢献と、今の職責を切り分ける。

健康状態や顧客・同僚への影響が大きい時は、本人を責めずに休養や職責見直しを早めに検討する。医療判断は主治医・産業保健などの専門家へ委ねる。

05 Balance lab

正解は片側ではなく、
切り替えの中にある。

スライダーを動かして、今の組織に必要な言葉を考える。中間が常に正解ではなく、場面に応じて武器を持ち替える。

安心 ↔ 責任

新人育成・チーム運営のバランス

安心をつくる責任を求める

指揮 ↔ 仲間

役職・呼び方・コミュニケーションのバランス

指揮を明確に仲間として並ぶ

安心 低 × 期待 低

放置。何をしても見られていない感覚が残る。

安心 低 × 期待 高

萎縮。怒られない仕事だけを選びやすい。

安心 高 × 期待 低

停滞。居心地は良いが、成長の方向が見えない。

安心 高 × 期待 高

挑戦。「失敗しても支えられる。だから一歩出よう」と思える。

06 One-week PDCA

一週間だけ、
科学者になる。

9つの回答から1つ選び、行動を変えて観察する。成功/失敗ではなく、次の打ち手が分かれば実験は成功です。

P

Plan|回答から仮説を1つ選ぶ

例:「役割を分ければ進む」「一度主張すれば対等性が増す」「安心を言葉にすれば自発行動が増す」。

D

Do|5分でできる行動にする

1人へ頼む、一度「なぜ?」と聞く、撤退条件を書く、良かった行動を1つ伝える。小さく始める。

C

Check|事実を1日1行残す

自分が何を言い、相手がどう反応し、何が動いたか。評価語を避け、観察できたことを書く。

A

Act|効いた部分だけ残す

変化があれば続ける。なければ、仮説・相手・頻度・伝え方のどれか1つだけ変えて次週へ。

07 Handoff

話したことを、
次の現場へ渡す。

未決事項を残し、報告文まで用意する。実行者が変わっても、次の一歩が消えない状態へ。

決める人への質問

  1. 9つの質問のうち、今の自分に最も近いものはどれか?
  2. その回答を、どんな一言・依頼・記録へ変えるか?
  3. 最初のバトンを持つ人は誰で、いつ始めるか?
  4. 一週間後、何が観察できたら前進と呼ぶか?
  5. 次回のZoom会で、何を報告・相談したいか?

掲示板へのアウトプット案

今回、自分に一番近かった質問は「____」です。 回答から学んだのは「____」で、今週は「____」という行動を5営業日だけ試します。自分の言葉、相手の反応、起きた結果を1日1行記録します。 一週間後に、続ける/変える/やめるを判断して報告します。
08 Topic map

会の論点を、
もう一度たどる。

逐語録ではなく、再訪しやすい論点マップ。自動文字起こしの誤りが多いため、発言は文意を損なわない範囲で要約しています。

学びの定義価値観の変化が、表情・態度・言動に定着して初めて学びになる。
グループ会社の役割設計既存社長の強みを残し、立ち上げ責任者を別に置く。
部下感から抜ける呼ばれ方・ポジション・主張の仕方を、期待される独立性と合わせる。
新規事業と撤退基準やりたい気持ちを尊重しつつ、集中先と資金の上限を明確にする。
距離を置く意味避けられない相手とは、信用・委任・接触頻度を調整する。
新人の心理的安全性放置や内心の評価が、消極性を強めていないかを実験で確かめる。
営業人材の採用求人媒体だけでなく、仲間への具体的なお願いを増やす。
呼び方と指揮命令指揮と仲間の二つの武器を、違和感に応じて使い分ける。
専門知のサービス化無料モニターの前に、提供内容・顧客価値・継続可能な価格を設計する。
健康課題と職責長年の貢献に敬意を払いながら、健康・顧客・チームを守る役割見直しを行う。

The smallest next win

今日の学びを、
明日の一言にする。

完璧な制度より、まず5分。失敗しても、次の見方が増えれば前進です。